■ヴェゼルハイブリッドを実質値引き38万円安く購入

~きっかけはスタイリング~

ホンダヴェゼルハイブリッドZ

前車トレイルブレイザーの垂れ流し燃費にうんざりしていた妻は「次はハイブリッド」と口うるさく言っておりましたが、私の中ではそんな気はさらさらなく、次はBMWのX5もしくはグランドチェロキーぐらいでしか考えていませんでした。

が、2013年の年末にホンダヴェゼルハイブリッド、この車のテレビCMを見て、「これは一度見てみても良いかな」と心動かされ、2014年1月の初売りで近所のホンダディーラーへ出かけました。

まず最初に気になったのが「1.5Lの車がこんなに高いのか」という、排気量と比較した価値観。

私の中では1.5L=大衆車という印象しかなく、その大衆車にこの価格は高いのではないかと。

同じ1.5L、ハイブリッド、それならそのとなりにあるフィット3で良いのでは?と。

それで当初はヴェゼルとフィットを比較していました。

が、そこはやはり差があり、あきらかにフィットの作りがチープで、「これぞ大衆車」という印象を受けてしまい、一緒に見ていた妻も「フィットはない」と一蹴。

妻も私も前車のトレイルブレイザーのゆったり感に慣れてしまっていたというのもあるかと思います。

妻から言わせれば外観は「フィットと比べてヴェゼルの方がちょっと車高が高い」ぐらいで、それ以外の違いは分からないそうです。

薔薇の種類は区別がついても、車の種類は全く見分けがつかないようです。偏見ではないですが、世の一般的な奥様達はこんな感じなのかもしれません。私もいろいろな薔薇の種類の違いを教えられてもたいてい一緒に見えますから。

 

~決め手はジャズブラウンの内装~

ジャズブラウンの内装

私の中のでのヴェゼル購入の決め手は何と言っても「ジャズブラウン」の内装。

このジャズブラウンの内装、とても良いです。

カバンやベルトなど、私物に多く「キャメルカラー」のものを持っている私、どうしてもこういったキャメルカラーには弱いようで、このカタログ画像をみた時点で、内装はこれしか考えられませんでした。

そして納車された実物、もう1年以上も乗ってますが、いまだに乗り込む際にはワクワクさせてくれる内装です。

「1.5Lでこの価格は高い」と思っていましたが、最終的にはこの価格に納得、そして満足させてくれる品質だと感じています。

 

~ヴェゼルの値引き交渉は~

ヴェゼルスタイルディション

「1.5Lでこの価格は高い」と思っていましたが、この価格には納得、そして満足させてくれる品質だと感じています。

私のように排気量に対してのイメージって皆さん持たれていると思いますが、きっとそれ以上の満足感を与えてくれる一台だと思うので、ぜひ前向きに検討してみてください。

そして検討していく上で、当然予算があるかと思います。

どんな車を買う場合であっても、少しでも安く買えたら良いのは当然のこと、そこで私は同じ市内で系列の違う販売会社を2件見に行きました。

そうなんです。同じホンダのディーラーであっても系列が違えば、完全に違う会社なのです。

当然同じ市内であれば意識しあっていることは間違いなく、同じ商圏の中で争うライバル会社となります。

私の場合、一番最初に行き、その後2~3回通ったディーラーの営業マンが親身な感じで、よくある営業マンの薄っぺらさを感じなかったのでとても印象が良かったです。

ですが商談が進む中で、どうしても他の販売会社も気になったので同市内の販社に寄ってみました。

そこで対応してくれた営業マンはかなり前のめりで、「あちらはいくらぐらいで出てますか」と聞かれたので正直に金額を答えると、「上司に確認してきます」と奥に引っ込み、10分ほどして戻ってきて、「今日契約をしてくれれば5万円安くします」と。

その間、トイレに行っていた妻が「ここのトイレの壁紙がはがれていて、接客業なのにそんな見えるところにさえ意識ができていない会社は、先々の対応も不安」と、この営業マンの対応、そしても店の雰囲気に幻滅し、いくら安くてもここでは買いたくないという結論に至り、お断りして戻ってきました。

この5万円の差額は損だったのかも知れませんが、長くディーラーと付き合っていく上での安心感を買ったと思っています。

ところで、ここ2件ともに前車トレイルブレイザーは下取りとして見積に値引きを入れてもらったのですが、いずれも最大10万円まで。それ以上は無理と断られました。

ですが、私の場合は事前に車買取の相場を調べておいたので、ここでは損をせずに済みました。

 

~買取店の査定価格を事前に調べておこう~

具体的には、ホンダのディーラーでの下取り提示価格は10万円、一方で買取の一括見積をした相場は最大35万円と出ていました。

その差、25万円。これはデカイです。

ここでおおよその買取価格の相場を知っていたからこそ、ディーラーでの下取りとして出して損をせずに済んだのです。

 

そして私の場合、ディーラーでの下取りはないと判断し、この査定額をもとにして、近隣の中古車買取店を回りました。

ですがそこでも出てきたのは20万円程度で、そんなはずはないと数件回っていたらようやく出会いました。

「3月中に売って頂ければ最低35万円は出せます」と。キターッ!

が、ここでひとつ問題が発生。

3月に売ってしまうのは良いが、当時のヴェゼルは発売当初で大人気、納期は最短でも4月末頃という状況。

車がなくなる。。。

さすがにそれでは困るので、買取店に事情を話し、ヴェゼルが納車されるまでの間の代車を貸して欲しいと頼んだところ快くOKしてくれました。しかも最終買取価格は38万円!相場よりも高かったー!

代車は中古の軽自動車でしたが、実際にヴェゼルが納車されたのは5月中旬で、約2か月もの間、4.2Lの車から一気に660ccへと乗り換えた感じで、意外と軽快に走る軽自動車に関心した時間を過ごせました。

このように、買取相場を把握していたからこそ、手元の資産(手持ちの車の価格)を増やして、結果的に下取りに出すよりも大幅値引きによりヴェゼルを手に入れたことになりました。

みなさん、今乗っている車は下取りなどには出してはいけません。悪いことは言いません!必ず買取相場を調べた上で新車の商談に出かけましょう!

査定をしたからといって、そこで売らなければいけないなんてことは一切なく、私のように「相場の目安を調べる」目的としてもぜひ活用するべきと実感しています。

入力作業はあっという間に終わりますので、下手な値引き交渉に時間をかけるぐらいなら、このちょっとした入力の時間で大きな実質値引きにつなげてください。

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