お盆休み中は天気も悪くどこにも遊びに行けませんでしたが、休み明けの土日は天気が良さそうということで、急遽日帰りで燕岳に出発。
■燕岳(2,763m)
山行日:2018年8月18日(土)
金曜日の深夜12時過ぎに中房温泉の登山者用駐車場に到着するも、すでに第一、第二までは満車。
係員に誘導されて、第三駐車場へ。(良く見たら「車中泊禁止」って書いてありましたけど)
ここも残り数台しか空いていない状況だったので、早朝に到着していたら危うく停められずに、穂高駅周辺駐車場からバスやタクシー利用になるところでした。
やはり人気の山だけはあります。
しばらく車内で仮眠して、朝4時過ぎにごそごそと準備をし出します。
外も明るくなってきて、天気も良さそう!
第三駐車場には仮設トイレが一個設置されているので、強い刺激臭に耐えて用を足し、準備完了です。
第三駐車場から10分ほど道路を歩いて中房登山口に到着です。
さすが土曜日の朝です。
ツアー客も多くこのにぎわい。
あまり団体さんとからみたくないので、早々に出発です。
登山口を出発し、35分ほどで第一ベンチに到着。
さすがは北アルプス三大急登と言われるだけはあり、最初からまずまずの斜度を登っていきます。
第一ベンチはスルーして、そこから30分ほどで第二ベンチに到着。
暑くなってきたので、休憩を兼ねて上着を脱ぎます。
第二ベンチを出発し30分ほど登ると、ようやく空が少しずつ開けてきて、ここまでまったくのご褒美がありませんでしたが、ちょっとずつ遠くの山の景色が見えだします。
うん、気持ちの良い天気。
山頂も期待できます。
第二ベンチからさらに30分ほどで第三ベンチに到着。
徐々に高度が上がって来て、遠くに小さくですが富士山も見えてきました。
富士山ってどれだけ遠くからでも、見えるとテンションが上がります。
途中ちょっとした岩場もあります。
さらにしばらく登ると富士見ベンチに到着。
ここまで来たらあとひといき。
登山口を出発して約2時間半で合戦小屋に到着。
ほんとにここは山の上なのか?と思うぐらいの人、人、人。
さすが人気の山、燕岳です。
ここでトイレ休憩&ちょっとエネルギー補給です。
合戦小屋地名の由来。
小屋前には天気予報が掲示されており、この土日は最高の天気になりそう♪
そしてこの合戦小屋名物のスイカ。
1切れ800円が飛ぶように売れていきます。
さあ、あとひきいき頑張ります。
途中出てきた鎖場ですが、それほど危険はなかったように思えます。
おっ!?あのとんがりはなんだ?もしや・・・
おおお~、あれはやっぱり槍ヶ岳ではないか!
アガる~!
そしてついに燕山荘が現れました。
あんな場所に建ってるのか。
もうあとちょっと!
そして山荘直前を登りきると、一気に広がるこの絶景。
素晴らしい!
燕山荘に到着。
キレイな山小屋です。
燕山荘横から槍ヶ岳方面。
いつ見てもこのとんがりはドキドキします。
青い空、白い雲、そして北アルプスの山々。
最高の登山日和です。
燕山荘前のモニュメント。
いろんなブログなどで見ましたが、意外にコンパクトだった。
燕山荘前から、これから向かう燕岳方面。
女王の名にふさわしい、素晴らしいコントラストの山です。
燕岳をバックに記念撮影をして、それではこれから出発です。
美しい稜線を歩いて燕岳へ向かいます。
途中に出てきた、これも有名なイルカ岩。
確かにイルカ。
ハンパない槍ヶ岳の存在感。
写真を撮りながら進み、ゆっくりと燕岳が近づいてきます。
燕岳のふもとまでやってきました。
近そうに見えて意外と時間がかかっています。
山頂手間では急な階段を登ったり、岩場をよじ登ったり。
そして山頂に到着!
燕山荘から約50分ほどで山頂に到着しました。
360度のパノラマ。
でも山頂は狭く、数人でいっぱいになってしまい、次から次へと登ってくるので早々に降ります。
登ってくるときにはスルーしたメガネ岩。
これは意外と大きかった。
山頂が狭かったので、途中の稜線まで戻ってお昼休憩にしようと歩いていると、近くのハイマツがなにやらガサゴソ。
こんな天気の良い日に雷鳥なんていないだろうと思い見てみると、そこにはなんと野生の猿の群が。
親子で7~8匹ほどいたんではないでしょうか?
人に警戒することもないところが逆にちょっと怖い感じ。
この付近でご飯にすると襲われそうな気がしたので、イルカ岩付近まで戻って休憩にしました。
山で食べるおにぎりは最高!
さらに団子も最高!!
美しい山々を見ながら30分ほど昼休憩して、お腹も満たされたので山荘まで戻ってきました。
山荘の麓のテント場にもカラフルなテントが立ち並んでいました。
ここで見る星空は格別なんだろうな。
いつかテント泊してみたい。
山荘を出発し、3時間ほどで登山口まで下山してきました。
疲れたぁ~。
下山のご褒美として、登山口で売っていたソフトクリームを頂いて、燕岳登山をしめくくりです。
最高の山でした。