新型コロナウィルスによる外出自粛や、諸々の都合により去年1年間はいっさい山へ出かけられませんでした。
今年は良い年になることを願い、1年の初めにふさわしいダイヤモンド富士を見に2回目の竜ヶ岳へ。
■竜ヶ岳(1,485m)
山行日:2021年1月3日(日)
http://www.yamanashi-kankou.jp/fujisan/tanosimo/daiamond_fuji/ryugatake.html
AM5:30 本栖湖キャンプ場の駐車場に到着。
駐車場は5~6割程度埋まっている状況で、まだ余裕はありました。
夜明け前のため、真っ暗闇の中準備を整えます。
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AM5;40 駐車場を出発してからすぐにトイレがあります。
水洗で、手も洗えるような整えられたトイレでした。
AM6:00 まだまだ暗いです。
ヘッドライトは必須です。
良そう最低気温はマイナス5度ということで、ヒートテック、フリース、ダウンジャケット、ニット帽、手袋などなど完全防備で臨みます。
妻は最近購入した電熱ベストも着込んでいきましたが、往復4時間程度でもバッテリー切れもなく、しっかり暖かかったそうです。
AM6:20 少しずつ夜が明けてきました。
が、、、なんだか低い位置に雲が立ち込めていないか?
AM6:30 樹林帯を抜けて少し開けた場所に出ました。
え~!まったく、まっっっったく富士山見えてないんですどー!
嘘でしょー。せっかく来たのに。
一気にテンション駄々落ちです。
さらに、かなり厳しい寒さだったため、スマホのバッテリーが急激になくなり、スタートからつけていたGPSのログも消えてしまい、さらにトーンダウン。
即座に持っていたモバイルバッテリーから充電してスマホは復活。
そして奇跡を信じて頂上を目指します。
AM6:50 見晴台に到着。
やっぱりなにも見えない。。。
ここから山頂まで約30分ほど。
このまま行って、果たして富士山見えるのかな?
AM7:00 えっ?ちょっと薄っすら見えて来てる!
お願いします!このまま晴れてください!!
おっ?
おおっ?
いいねー!
やりましたー!
2~3分でこの違いです。
やっぱり山の天気は変わりやすいんですね。
やった!
よし、このまま山頂行くぞ!
気温は分かりませんが、やはり寒さはかなり厳しく、周囲は霧氷の木でいっぱいです。
なんだか雲が逆に幻想的に見えます。
これはこれで素敵。
足下には霜柱が。
山頂手前まできて、随分と太陽が昇って来ています。
すると、山頂方面から逆に足早に下りてくる人たちが。
えっ?なに?これからダイヤモンド富士が見られるのに降りるの?
聞いてみると「山頂が人が多すぎて裾野の方が写真に撮れないから」と。
そんなに人がいるのか。
ということで、山頂をやめて、我々も途中の登山道でその時を待つことに。
AM7:37 いよいよ始まりました。
AM7:45 ほぼほぼ太陽が出きったので満足して、とりあえず山頂へ向かいます。
数分で山頂についたら、言われたとおりすごい人数。
みんなダイヤモンド富士ショーを堪能した後、山頂ご飯の準備をする人などが多く見受けられ、各々新しい年の始まりを山頂で楽しんでいました。
我が家はあまりお腹が空いていなかったのと、寒さが厳しかったので、家から魔法瓶に入れてきた熱々のお湯でコーヒーを入れてちょっと一服。
そうしている間に、みるみる雲が増えて来て、一気に富士山を覆ってしまいました。
これ、日の出のタイミングだったら泣いてました。
新年からついています。
AM8:12 十分楽しめたので竜ヶ岳を後に下山します。
青空を背景に、白い霧氷がとてもきれいです。
富士山、もうかなり雲に覆われています。
そして完全に雲の中へ。
AM9:34 ふもとのトイレに到着。
みんな同じようなタイミングで降りてきたからか、トイレはかなり混んでいました。
往復約4時間で、運よくダイヤモンド富士もしっかりと見られ、とても良い山行となりました。
露天風呂から北岳・八ヶ岳がドン見えの「みたまの湯」で冷え切った体を温めます。
湯上り後に、前回も頂いたかつとじ重をペロリとたいらげ、帰路につきます。
1年の始まりとして、とても良い1日となりました。