誰でも一度は目にしたことがあると思う、八方池の水鏡に映る白馬の山々。
一度は生で見てみたいということで、梅雨明けの快晴の日を選んで行ってきました。
■唐松岳(2,695m)
山行日:2021年7月17日(金)
金曜日の夜、仕事から帰り、シャワーだけサッと済ませてすぐに家を出発。
4時間半ほどの運転で、黒菱駐車場に到着。
到着時の駐車場は全く明かりがなく、車のライトだけでもなかなか見えづらいような漆黒の暗闇。
その中でもすでに20台ぐらいは車が停まっており、みな車中泊の様子。
我が家も少し仮眠して、4時過ぎにトイレに起きるとすでに空が明るくなってきている。
到着時は全く見えなかったけど、駐車場からでもすでに絶景が見える!
天気も良さそう。
だいぶ明るくなってきた。
本当は5時半ぐらいに出発するつもりでしたが、周囲ではすでに準備する人も多く、もう絶景を目の前にして寝ることもできないので、我が家も準備して出発することに。
|
う~ん、いいね~
朝焼けも綺麗。
今日は期待できそう!!
AM5:00 黒菱駐車場を出発です。
駐車場はまだまだ余裕はありましたが、それでも続々と車が到着していました。
リフトが動き始めるのは6:30からということで、リフトの脇の急坂を登っていきます。
ここがいきなりの急登過ぎてかなり疲れた。
AM5:30 出発から30分、ひたすらリフト横の急登を登ってやっと黒菱平に到着。
目の前に絶景が広がります。
1週、2週と、梅雨から予定をずらして、狙って行った甲斐がありました。
雲ひとつない青空に、迫力ある山々が映えます。
黒菱平で少し記念撮影。
この青空、最高です。
|
2本目のリフト、グラードクワッドリフトの終点、八方池山荘目指して進みます。
左手にも美しい山々が。
AM6:00 出発から1時間で八方池山荘に到着。
黒菱第三ペアリフトは7分、グラートクワッドリフトは5分、リフトなら合計して約12分で到着する道のりを1時間かけて登ってきました。
それでもまだ6:00。
リフトが動きだすのはまだ30分後なので、時間的にはまだまだアドバンテージがあります。
さあ、ここから本番なので頑張って登ります!
途中はこういった整備された木道もありますが、どう見ても一般の観光客は登れないんじゃないかというような、登山道なところもあります。
ほんとに良い天気、今日来て良かった。
AM6:50 出発から1時間50分で八方池に到着です。
待ってました!これです!
少し風が吹いていたので、完全な水鏡ではないものの、大満足な光景です。
20分ほど八方池を楽しみ、ここでも記念撮影。
AM7:15 唐松岳を目指して出発です。
|
この八方池までも、そこそこ登山道だったと思いますが、ここからが本当の登山のようです。
AM8:12 出発から3時間ちょっとで雪渓に到着。
今回のルートでは大小3つの雪渓を通過するのですが、その中でここが一番大きな雪渓。
軽アイゼンを持って来てはいましたが、だいぶシャーベット状となっていたので、登山靴のままで十分登れました。
|
AM9:14 出発から4時間ちょっとで、唐松岳頂上山荘と、唐松岳山頂への分岐に出ました。
山荘で休憩にしようと思ったのですが、ガスが出始めてきたので、先に山頂を目指します。
分岐から山頂までは約20分なので、さっと行ってきます。
山頂の見晴らしも良さそうです。
振り返ると山荘が見えます。
赤い建物がカッコイイ。
だいぶ登ってきました。
AM9:36 出発から約4時間半で唐松岳山頂に到着!
|
360度、ドン見えの山頂、素晴らしいです。
山頂はそれほど広くなく、記念撮影の順番待ちも発生。
本当はここでお昼にしようと思ったのですが、あまり場所が広くないのと、風が少し強かったので山荘まで戻ってから昼食にしようと思います。
山頂から山荘への戻る稜線。
ここも素敵です。
なんて素晴らしい景色なんでしょう。
山荘手前の斜面には、コマクサが群生しています。
這いつくばって写真を撮る妻。。
山頂からも戻り時間は約20分。
AM10:00 出発から5時間で唐松岳頂上山荘に到着!
疲れた~、けどすごく天気が良く、最高に景色が良いです。
山荘前のベンチをお借りしてお昼ご飯にします。
なんて贅沢なロケーション。
山で食べるおにぎりはいつ食べてもおいしい!
|
新型コロナウィルスの影響により、宿泊はできませんが、売店とトイレ(有料)は利用できます。
とても暑く、想定以上に水分の減りが早かったので、売店横の自販機で、
高級コカ・コーラ400円と、
高級天然水400円を購入。
売店の水は冷えていませんが、この自販機のものは冷えていて、この天然水が最高に美味しかったです。
30分ほど休憩し、お腹も満たされ、喉も潤い、景色も堪能できたので、そろそろ下山します。
山荘裏手からの景色も素晴らしい。
AM10:56 山荘を出発します。
この日は梅雨明けの土曜日ということもあり、多くの登山客であふれていました。
八方池含め、行きはゆっくりと景色を楽しめたので、リフトを待たずに出発して正解です。
雪渓の下り。
シャーベット状なので、それほど滑る怖さもなく通過できました。
この景色ともあと少しでお別れです。
八方池が見えてきました。
行きとは違い、やっぱり八方池周辺は多くの人で溢れていました。
朝の八方池で、よく写真を撮りに来るというおじさんが、「リフトが動き始めるころには風が出て来て綺麗な水鏡はあまり見られない」と言っていたので、水鏡目的の人はやっぱり頑張って登るしかないんですね。
その甲斐はあると思います。
帰りは楽チンにリフトで降ります。
PM1:50 黒菱駐車場に到着。
朝5時に出発して、約8時間の楽しい山行でした。
八方池を見るなら、快晴の青空の日を選び、リフトが動く前に登り始めることをオススメします!
最高でした!
後日談ですが、この日の天気は最高だったのですが、その代償としてめちゃくちゃ日焼けしたので、しっかり日焼け対策していってください。。
・
日に焼け過ぎた腕を見たい方はこちら。
・
・
・
・
・
・
・
・
・
・
日焼け止め対策は必須です。
|