ぼちぼちと暖かくなってきたものの、アルプス系はまだまだ残雪で素人には危険ということで、手軽に出かけられる低山ということとで、初めて藤原岳に行ってきました。
■藤原岳(1,144m)
山行日:2021年4月11日(日)
藤原岳は福寿草が多く咲く山として、3月下旬には花のピークを迎えるとともに、登山者もピークになるそう。
今回はシーズンは終わっていたものの、下山後のスケジュールを考えて、早めに出発しました。
前日にチェックしたてんくらでは、オールA判定ということで、気持ちの良い登山ができるかと期待です。
藤原岳に登るには、主に表登山道と裏登山道の二つのルートがあり、表登山道の登山口に無料駐車場があります。
ここに到着したのがAM6;00過ぎ。
それでも残り2台のスペースしか残っておらず、花の季節問わずに人気の山なのだと改めて認識です。
今回我々は裏登山道で登り、表登山道で下ってくるルートを選択。
AM6:25 駐車場に隣接するトイレに行った後、裏登山口まで歩きます。
表登山口の駐車場が満車になった場合は、裏登山口までに行く途中に無料駐車場があるので、そこを利用するのが良いと思います。
万が一そこも満車の場合は、その周辺に民間の有料駐車場もあるので、1回300円で利用できます。
AM6:36 表登山口から徒歩10分で、裏登山口の入り口に到着。
裏登山口にも登山届けのポストがあるということだったので、登山届を持ちながらきましたが、なかなか出てきません。
神社の脇の階段を登り、
AM6:46 ここにもトイレが登場。なかなか親切です。
このトイレ横には駐車場があり、ここも有料300円。
裏から登る人にとっては、ここまで来れて300円なら、ここがお得かも。
ここから登山道が始まります。
それにしても、登山届けのポストがいっこうに現れません。
登山届け持ったまま登山が始まってしまうよ・・・
なんて思っていたら、ようやく右手にポストが登場。
もっと手前に設置してくれればいいのに。
AM7:00 出発から30分ほどで、砂防ダムだと思いますが、堰堤が出現。
堰堤の脇の階段を登っていきます。
登り終わったと思ったら・・・、えっ?下るの?
なんと、堰堤を避けるために登って、下るという、なかなか最初から心折れるコース。
下り終わると、今度は小さな沢を渡ります。
ここは、前日が雨だったりすると増水して渡れないんじゃなかいかな?というところ。
裏登山道を行かれる方は、前日の雨など注意しておいた方が良いと思います。
AM7:14 二合目を通過。
枯れた沢が登山道になっているようです。
AM7;30 三合目通過。
AM7;36 四合目通過。
所々、くるみの殻が落ちています。
私たちは見れませんでしたが、野生のリスの目撃情報もあるようです。
AM7;44 五合目通過。
苔むした場所や、
ゴロゴロした岩場、
杉林などを抜けて、
AM8;07 七合目通過。
AM8:22 出発から約2時間で表登山道との分岐に到着。
ここからは開けてきて、周囲も明るくなってきます。
ここまでほとんど見晴らしはよくありませんでしたが、ちょっと景色が楽しめるようになってきました。
AM9:00 出発から2時間半、藤原岳山荘に到着。
ここでトイレをお借りして、山頂に向かいます。
あの先の山頂まで、あと15分ほどひと踏ん張りです。
花のシーズンではないのに、多くの登山者がいます。
AM9:14 スタートから約3時間ほどで山頂に到着です。
この展望台は標高1,120mとのことで、まあ景色はこんなもんでしょう。
それほど素晴らしい景色ではないですが、一応記念撮影です。
大した景色でもないので、写真撮影も早々と終わり、お昼ごはんにします。
うん、カップヌードルは安定のうまさ!
妻もカップヌードルを食べましたが、どちらかというとお米派なので、食べた気がしないそうです。
遠くに伊勢湾が見えています。
山頂直下の広大な場所。
登山者は多いのですが、場所は広いので、みな思い思いの場所で休憩をしています。
AM10:13 下山開始です。下りは表登山道で。
AM12:00 下山開始から2時間ちょっとで表登山口に下山してきました。
今回、裏で登って表で下ってきましたが、正直、裏で登る意味はなかったかな。
別に楽しい道でもないし、年配の方は表登山道のピストンの方が良い気がしました。
そして、アルプス好きのミーハーな我ら夫婦にとって、藤原岳の良さは分かりませんでした。
普段、写真を撮りまくる妻は今回1枚も写真を撮らなかったので、そういうことですね。
同じ鈴鹿系なら、御在所の方が随分と楽しめる気がしました。