いつかは行ってみたいと思っていた立山、混雑するお盆休みを避けて、山小屋を予約しておきました。
■立山~雄山(3,003m)、大汝山(3,015m)、富士ノ折立(2,999m)、別山(2,874m)
http://kanko.town.tateyama.toyama.jp/spot/index.html
山行日:2017年8月18日(土)~19日(日)
今回は初日は山小屋宿泊ということで、午前中は富山市内を観光&土産物購入、さらには回転寿司で富山の海の幸をがっつり堪能。
お腹いっぱいになったのでそろそろ山小屋へ向かいます。

立山駅に到着したのは13:00。
かなり満車状態でしたが、逆に下山した人もいるのか、数台空きがありちょうど駅前の駐車場に停められました。

さっと準備してケーブルカーへ向かいます。

発車から7分で美女平駅に到着。
ここから高原バスに乗り継いで室堂へ向かうのですが、バスの発車時刻まで30分ほど待ち時間があったので外を覗いてみます。

ガーン。雨。
そして真っ白でなにも見えません。
まあ明日晴れてくれればいいやと、高原バスに乗り込みます。

終始ガスってはいるものの、少しずつ晴れ間も出て、弥陀ヶ原の景色も少し見えました。

先の方に室堂が見えてきました。

14:40室堂に到着。
さて、立山の絶景を拝ませてもらおうじゃないか!
さあこい!

・・・雨降ってます。
ガックリ。
レインウェアを着るかどうか迷うレベルの雨。
今日は登山するわけではないので、そのまま宿へ向かいます。

それでもせっかくなので室堂平をブラブラして記念撮影です。

少しずつ雨も弱まり、ほぼあがったような状態に。
なんとなく空も明るい。


晴れて青空が出ていたら、それだけでもこの場所は素晴らしかったんでしょうけど、雨と曇り空はちょっと残念。

今回の宿はみくりが池温泉なので、そちらに向かいます。

そしてみくりが池へ到着するも、やはりガスって、本来美しい山が池に映りこむはずですがまったくダメ。
まあ景色は明日に期待というとで。


この宿の眼下には地獄谷があり、いまだに火山ガスや噴気が噴き出ており、なかなかの硫黄臭です。

結構な勢いで噴気が吹きあがっています。

チェックインです。
山小屋っていうよりも旅館的な感じですね。

2階建ての2階部分が客室となっており、通路をはさんだ両サイドに部屋がズラっと並んでいます。

個室もありますが、今回は相部屋。
2段ベッド形式で、上に4人、下に4人と、最大8人で使用する相部屋でしたが、隣に別の夫婦、さらに上の段に若い男性1人の5人となりました。

富士山の時に泊まった山小屋と違い、ここはキレイで、カーテンでプライバシーも守れ、、、

何と言っても温泉がある!
日本一高い場所にある温泉だそうです。

お土産コーナーも充実。
写真はありませんが、男湯も女湯も、あったかい湯と、ちょっと熱めの湯があったようで、ちょっと熱めの方がとても気持ちよかったです。


そして待ちに待った夕飯です。
品数豊富で、ご飯はおかわり自由ということで、大き目の茶碗でしたが3杯いってしまいました。


そして妻は別注文の、ジョッキの生ビールと、富山名物の白エビのからあげを堪能し、「山で生ビールが飲めるなんて幸せ」と大満足の様子。

お腹も満たされ、外を見ると雨がやんで遠くの夜景が見えていました。

そして見え上げると星も。
この調子なら明日の天気は期待できるぞー。
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翌朝、朝一番で朝食バイキングに乗り込み、しっかりとおなかいっぱい食べ終わりそとに出てみると、、、ガーン、雨。

それでもせっかくここまで来たので山に登らずに帰るという選択肢はないと、レインウェアをしっかりと着込んで出発です。

7:20 真っ白なガスに囲まれ、期待していた景色は全く見えず。

進めど進めど白いガスの中。
この室堂も晴れていたらそうとうキレイなところだったんだろう。

雄山方面へ進むにつれ、雪渓が現れてきます。

慎重に歩いて行きます。

2度目の雪渓は結構幅が広く、

上の方はスキー場かと思うぐらいの雪の量。

まるで雪山のようですが、アイゼンが必要なレベルではないです。
ゆっくり慎重に歩けば問題なし。

8:30 一ノ越に到着。
まだまだガスってなにも見えず。
2000m以上の高度にいるにも関わらず、当日はそれほど涼しい感じもなく、そんな中暑いレインウェアを着こみ、ガスで全くなにも見えない山をひたすらもくもくと登っていく。
これまさに苦行。
頑張って登った先にある、素晴らしい景色というご褒美がないなんて。。。

それでもめげずに上を目指します。


登れど登れどガスってます。

まるで修行僧のように黙々と登り続け、ずっとこんな感じなのかと思いながら雄山頂上近くに来たとき、空が明るくなり、ガスがすぅっと消え、山のふもとの景色が見えたのです。

完全に晴れ渡ったわけではないけれども、その瞬間の写真を撮りまくる。
そしてまたしばらくするとガスに囲まれ、なにも見えなくなる。
立山、、、なかなかじらしてくれます。

まるで竜の巣の中からラピュタが顔を出した瞬間のよう。
土曜日ということもあり、周りには多くの登山者がいましたが、その瞬間みんなどよめく。
やっぱり登山の醍醐味は素晴らしい景色ですよね。

上を見上げると山頂方面には素晴らしい青空も広がっている!

そして山頂ではかなりガスが消え、今まで歩いて来た道がしっかりと見え感動です。
最高でーーーす!

うきうきで記念撮影です。

なんて美しい稜線なんだ。

雄山神社方面。
なにやら祈祷を行なっていました。


たくさんの写真を撮り、しっかりと景色を堪能したので次のピークへ向かいます。

途中またも完全に真っ白にガスってしまいました。



ガスったり、一気に青空になったり、なかなか忙しい天気です。

大汝山山頂が見えてきました。

10:00 大汝山の山頂に到着。

ここでも歩いてくる間はガスってなにも見えなかったのに、山頂に着いたらガスが晴れて景色が見える。
山のあちらこちらに雪が残っており、山の緑と雪の白色、そして時折見える青い空、このコントラストが素晴らしい。

さらに先に進み、10:30 富士ノ折立へ到着するも、ここでは景色がいまいちだったので、そのまま別山まで進みます。

12:00 別山に到着。


到着時はまたまたガスっていましたが、とりあえず小腹がすいたので山頂ご飯にありつきます。
コンロで湯を沸かしている最中、徐々にガスが晴れ、なんと剣岳方面の雄大な山々が姿を現しました。

おおおおおーーーすごい!

なんて雄大なんだ。
雄大という言葉以外見つからない。
見下ろすと、カール状の中心部にはテント場があり、いくつかのカラフルなテントが張られいるのが見える。
その先には前剱、さらにその奥に山頂までは見えないものの、剱岳がそびえたつ。
いつの日かあんな山にも登りたいと思うことがあるんだろうか。

ここでもしっかり記念撮影。

そしてしっかり昼食。

荒々しい山々の強さを十分に感じ、お腹も心も満たされたので室堂方面へ下っていきます。

下っていく間にも右手には素晴らしく雄大な景色が広がっており、思わず写真を撮ってしまい、なかなか前に進みません。

ほんと美しい。

おおお、だいぶ剱岳方面が晴れてきました。

そうしているうちに室堂方面のガスも切れてきました。
こんな感じになってたんだ。

室堂方面に向かうにつれ、徐々に晴れてきて、青空も広い範囲に広がってきました。

う、美しい稜線。

そして美しい青空。

雷鳥沢を下り始めるとその先には室堂の美しい景色が広がっていました。

遠くに昨日見た地獄谷が広がっていて、そこだけ緑がなく勢いよく噴気が吹きあがっているのが見えます。
まさに地獄。

雷鳥沢を下ったところに雷鳥沢キャンプ場があり、こちらにもカラフルなテントたちが多数はられ、その横には透き通った川が流れ、とても贅沢なロケーション。

振り返ると今まで歩いてきた稜線が見えました。
歩いてきたところが見えるのってなんかいいです。


麓まで下りてきました。
なんて贅沢なキャンプ場。







いやあ、ほんとに素晴らしい。
最高の景色です。

そして雷鳥沢キャンプ場に到着。
晴れた日にこんなところでテントをはり、焚き火をし、夜には満天の星空を眺める。
そんな山キャンプをいつかする日が来るのかも。


天国と、

地獄。

天国最高!

天国から地獄へ向かう階段です。

室堂へは地獄の近くを通って行きますが、風向きによっては地獄の濃いガスが直で襲ってきます。

風向きを見るこののぼりがこの方向に吹いているときは、特に危険です。
妻や、後ろを歩いていたおじさんはむせこんでいました。

血の池地獄を通り、

15:30 みくりが池に戻ってきました。

下山後のスイーツ、クリームあんみつウマシ!

そして室堂駅まで戻ってきた時にはまたガスってきていました。
最初はどうなることかと思いましたが、最高の山行となりました。
最高の8時間でした。
ありがとう、立山。
また来ます。

おまけ
バスで美女平へ帰る途中、沿道に猿が。