前回は初めて雷鳥に会えたものの、ガスっていて全くなんの景色も見えなかった乗鞍岳。
7月の3連休、とても天気が良かったので急遽日帰りで乗鞍岳にリベンジしてきました。
■乗鞍岳(3,026m)
山行日:2018年7月16日(日)
朝5時半過ぎにほおのき平スキー場に到着。
3連休の3日目ということもあり、駐車場泊の車もけっこういました。
乗鞍岳はマイカー規制中のため、ここからバスに乗って約50分ほどの畳平へ向かいます。
6時半、畳平に到着です。
前回は10m先も見えないほどガスっていて、改めて「こんな美しい場所だったんだ」と感動。
どれも初めてみる景色。
午前中はガスもなさそうなので、お花畑は後回しにして、先に剣ヶ峰へ向かいます。
前回は全く見えなかった景色たち、こんな場所を歩いていたんだという感じ。
振り返ると畳平の駅が見え、その山の合間には雲の上に浮かぶ白山が。
左手に鶴ヶ池、そしてその先には槍ヶ岳も見えます。
鶴ヶ池を過ぎたところで南アルプス方面を望む。
墨絵のような山々が美しい。
20分ほど歩きましたが、何枚もの同じような写真を撮りながらで、なかな進みません。
ちょっと高度が出てきましたが、しばらくは整備された道を歩くので、このあたりまでは観光客も普通に歩いてきています。
今まで行った山の中で、私は木曽駒ヶ岳が一番のお気に入りですが、乗鞍岳も一気にこの高度まで上がってこれるので、お手軽でとてもいいですね。
30分ほど歩いたところで不消ヶ池が出てきました。
とても青いです。
青、白、緑のコントラストが美しいです。
一番左のてっぺんが目指す剣ヶ峰です。
肩の小屋が見えてきました。
前回来たときはここで休憩して蕎麦を頂きましたが、今回はガスってくる前に山頂の景色を拝みたいので、その先のトイレで休憩だけして先に進みます。
今まで歩いてきた道は整備されていましたが、ここからはほんとの登山スタートです。
少しずつ高度をあげていきます。
火山感あふれる山肌です。
徐々に遠くの山々が良く見えるようになってきました。
肩の小屋から1時間ほど登ると右手に権現池が現れました。
ここもとても青いです。
遠くには雲の上に浮かぶ白山も見えます。
今回、妻がなんとなく高山病っぽくなったので、写真を撮りながらゆっくりとしたペースで登ります。
剣ヶ峰の鳥居も見えてきました。
改めて火山なんだと認識する登山道。
あとひと息で頂上です。
山頂手前の頂上小屋に到着です。
素晴らしい天気、素晴らしい景色。
今日来て良かった。
お腹も随分と空いてきたので、山頂ではなくここでオニギリタイムにすることに。
やっぱり山ご飯はうまい!
さて、腹ごしらえは終わったので、雲が増えてくる前に山頂からの景色を拝みに行きましょう。
そして山頂に到着!
狭い山頂は人でごった返してます。。
順番に並んで写真撮影。
山頂からは御嶽山も綺麗に見えました。
ということで、事前に食事も済ませておいたので、混雑した山頂を早々に後にします。
肩の小屋まで下りてきました。
山頂ではゆっくりできなかったので、ここのベンチをお借りしてティータイムです。
素晴らしい景色を堪能できたので帰ります。
帰り際、大雪渓では夏スキーを楽しむ人たちがたくさんいました。
たくさん登ってちょっとだけ滑るって感じ、なかなかこれも大変なスポーツです。
不消ヶ池はやっぱり青いです。
畳平まで戻ってきました。
朝見えていた白山は雲の中にかくれてしまっています。
やっぱり早起きは三文の徳。
コマクサも綺麗に咲いていました。
でも前回見た、朝露に濡れているほうが綺麗だったかも
行きにスルーしたお花畑に来ました。
いやあ~、ここも素晴らしい。
畳平まではバスで来れてしまうので、観光客と登山客が半々ぐらいな感じ。
こんか素晴らしい景色まで、一気にバスで連れて来てこれるのなんてありがたい。
花の時期ではないので、ほとんど咲いてませんでした。
帰り際、虹のようなものも見えました。
帰りのバス待ちの列。
結構並んでましたが、すぐに乗れました。
最高の景色を楽しめた、乗鞍岳リベンジ登山でした。