去年の正月は越前岳から富士山を見ました。
今年も正月から縁起の良い富士山を眺めたいと思い、今回はただの富士山ではなく、「ダイヤモンド富士」を拝みに出掛けました。
■竜ヶ岳(1,485m)
山行日:2017年1月2日(月)
http://www.yamanashi-kankou.jp/fujisan/tanosimo/daiamond_fuji/ryugatake.html
本栖湖キャンプ場の駐車場に朝5時半に到着。
駐車場は電灯もなく、完全な真っ暗闇の中で出発の準備をするので、ヘッドライトは必須です。
周囲のみなさんもヘッドライトの明かりを頼りにゴソゴソやってます。
5時40分ぐらに駐車場を出発。
キャンプ場の中の林を抜けて登山道の入り口まで行きます。
ややわかりづらいですが、所々に看板が出てくるので、それに沿っていけばたどり着けます。
キャンプ場内のトイレが登山道入り口前の最終トイレですが、妻曰く、女性トイレには紙がなかったそうなので、女性の方はペーパー持参をオススメします。
登山口から登り始めます。
当然ながら夜明け前なので真っ暗です。
前を行く他のグループのヘッドライトがポツリポツリと揺れています。
6:20 少しずつ夜が明け始めました。
6:30 美しい朝焼けショーの始まりです。
10分の間に刻々と色が変わる朝焼けショー。
ダイヤモンド富士も良いですが、この息をのむような朝焼けの富士もオススメです。
朝焼け富士をバックに自撮りです。
はぁ~、ため息が出ます。
足元の登山道は大きな霜柱が立ち並び、ところどころ踏み跡は完全に凍り付いてしまっいるので滑ります。
軽アイゼンまでは要らないですが、チェーンスパイクあたりがあると良かったかもしれません。
朝焼けショーも終わり、ずいぶんと明るくなってきました。
が、やや雲多いのが気になります。。。
6:50 出発から1時間ちょっとで今回のダイヤモンド富士観測ポイントが見えてきました。
今回我々は山頂からではなく、登山道途中の見晴台から観測することにしました。
ネットの情報だと、山頂からだと富士山頂からちょっと右側に太陽が出るとのことだったので、こちらの見晴台からにしました。
見晴台にはすでに10人以上の人が待機していました。
ふもとの駐車場での気温はマイナス3度だったので、それ以上の寒さ。
我が家も、ヒートテックにフリース、ウィンドブレーカー、ダウンジャケットを着込み、完全な防寒対策で挑みましたが、ダイヤモンド富士の登場まではまだ40分以上あるので寒さに耐えながら待ちます。
それにしても雲が多い。
そして下の方の雲が右側からジワジワと流れ込んできます。
完全に太い雲が横切ってしまいました。
そしてなんだか富士山全体が雲に覆われ始め。
おいおい、やめてくれよ~。
勘弁してください。完全に覆われています。
7:48 雲に覆われた状態で徐々に富士山頂が明るくなり始めました。
これがベストかな。
約10分程度でダイヤモンド富士のショーは終了です。
その場にいたみんな各々が何枚もの写真を撮り、今日のメインイベントは終了です。
本当はここから竜ヶ岳山頂まで登り、山頂からの景色も眺めるつもりでしたが、あまりに寒く、メインイベントも終了したのでそこまでのモチベーションもなかったのでそのまま下山です。
見晴台にいたグループも同じような感じで、そのまま下山していく人も多かったです。
凍った登山道が下山ではよく滑ります。気を付けて下ります。
途中振り返って見えた富士山は、やはり雲に覆われてしまっていました。
登ってくるときは真っ暗で気づきませんでしたが、下山時には遠くに南アルプスと八ヶ岳が見えました。
やっぱりアルプスが見えるとテンション上がりますね~。
行きたい、アルプス!
振り返ると山頂方面も雲が多かったです。
見晴台からの方がダイヤモンド富士は良く見えていた方かも知れません。
駐車場に戻ってきました。
結構広い駐車場だったんですね。
下山後、温泉に入りたかったので、ここから40分ほど走った『みたまの湯』に行きました。
ここの露天風呂からは左手に北岳の山頂、右手には八ヶ岳がしっかりと見え、なんとも素晴らしい眺望の温泉でした。