■越前岳(1,504m)
山行日:2016年1月1日(金・元日)
http://www.fujiyama-navi.jp/yamaaruki/ashitakayama/
この年末年始、ちょこちょこと細かい予定でほとんど埋まってしまっており、 あまり休日感がないままに正月休みが終わってしまいそうだったので、 急遽、唯一空いている元日に登山が決定。
今回は往復コースではなく、愛鷹山から黒岳、そして富士山を眺めながら越前岳へ向かうコースで、 帰りはバスで元の愛鷹山登山口に戻るという変則ルートにしました。
天気予報は晴れ。
途中の高速からもすでに富士山が大きく見えて、それだけでもテンション上がります。
朝5時半に出発し、8時半過ぎに愛鷹山登山口の駐車場に到着。
駐車場には2台程度しか止まっていませんでした。
富士山頂上には行っても、元旦に富士山を眺める山には行かないか。
最初のうちは杉林の中を登ります。
景色が良いわけではなく、特に楽しみもなくもくもくと登ります。
途中の山小屋に到着。手前に男性用トイレあり。
富士見峠に到着。ここから黒岳に向かいます。
黒岳展望広場に到着。展望広場という割に、木々が邪魔してそこまで良い見晴らしではありません。
木の隙間から富士山。
一応記念撮影。
黒岳山頂に向かいます。
黒岳山頂に到着。
黒岳までは展望も良いわけではなく、ひたすら登り、黒岳に到着したら目の前にはドーン!
宝永火口をぱっくりと開けた富士山が目の前にそびえています。
この日のために中古で買った望遠レンズで何枚も何枚も写真を撮る妻。
望遠レンズを使うと頂上の観測所らしきものも写ってました。
微妙に雲の位置が違うだけでほとんど変わらない写真ばかりが増えていきます。
それでも撮りたくなるのが富士山の魅力なんでしょうね。
ひととおり撮りまくって満足したので越前岳へ向かいます。
道中は霜柱がいたるところにあります。
鋸岳。
なかなかの鋸です。
昔の五十銭紙幣のデザインに使用されたそうです。見たことありませんが。
雲がジャマですが、構図はそれっぽいですね。
霜柱。こいつらが解けて、足元はドロドロぐちゃぐちゃの最悪な状態です。
越前岳までの道のりでは右手に富士山、奥には真っ白に冠雪したアルプスの山々も見えるのですが、木々が邪魔して絶賛できる見晴らしではありません。
それでも登山者は皆、木々の隙間から富士山を撮りまくってました。
そして越前岳頂上に到着するも、いまいち見晴らしは良くなく、さらに先に進んだ十里木高原でお昼休憩にすることにしました。
景色は良くないし、ぐちゃぐちゃだし、とてもゆっくりできる場所ではないのでさっさと先に進みます。
ここも木々が邪魔して富士山をキレイに撮ることはできません。
ちょっと残念。
そして十里木高原に到着。
ドーーーーーン!
すごい見晴らしです。
なんという特等席。
元日ということで、この特等席でおせちを頂きます。
う~ん、なんという贅沢なお正月!
宝永火口もがっぽり。
ここは写真のとおり、目の前に富士山がそびえ、そこのベンチで休憩ができるという最高の場所です。
持参したおせち、ラーメンで、贅沢なひとときを過ごしました。
たっぷり富士山を堪能したので下山します。
ちょっと歩くと十里木高原展望台が出てきます。
もうたくさん写真を撮ったのですが、ここでの定番構図なので一応パシャリ。
十里木高原の駐車場に降りてきました。
ここのトイレ脇には靴の泥を洗える洗い場が設置されています。
それだけ普段から常にドロドロの足場なんでしょうね。
事前に調べておいてバスの時間までちょうどいいタイミングで降りてきました。
十里木高原の駐車場から10分ほど歩くとバス停があり、すでにバスが待機していました。
このバスで愛鷹山登山口まで戻ります。
この日は元日にも関わらずとても暖かく、足元の霜柱が解けてぐちゃぐちゃ、 ドロドロですべりまくりの足元コンディションでしたが、それを跳ね除けるほどの晴天というご褒美でとても満足した登山でした。