妻がスズランを見に行きたいというので、登山を兼ねた入笠山へ行ってきました。
■入笠山(1,955m)
http://www.fujimipanorama.com/summer/
山行日:2017年6月10日(土)
土曜の早朝3時に家を出発し、入笠山の麓沢入口駐車場に6時に到着。
すでに15台ほどの車が停まっていました。
駐車場内にあるトイレで用を足していざ出発です。
登山道を通って1時間で入笠湿原に到着するとのことで、比較的気軽な登山になりそうです。
しっかりと整備され、階段も敷かれた登山道ですが、わりと傾斜があり、ボチボチしんどいですが、この時期の濃い緑には癒されます。
ちょうど1時間で入笠湿原の入口に到着です。
入笠山では野生動物の生息地と観光地をネットで分けることにより、観光地側の草花を動物たちから守っているそうです。
湿原に入ると今までとはガラッと景観が変わり、キレイに木道が整備された気持ちの良い空間が広がります。
今回の一番の目的はスズランですが、まずは入笠山頂上を目指します。
振り返るとやっぱり美しい景色なので、とりあえず記念撮影。
入笠湿原を一度出て、入笠山山頂へ向かいます。
このコースは「名鉄トレッキング」の旗が木々に貼ってあり、お手軽トレッキングコースになっています。
入笠山に向かう途中、ここでは日本スズランの群生があるのですが、ここはまだ早かったようで、咲いていても小さく、ところどころの感じ。
日本スズランはあきらめて、入笠山山頂に進みます。
群生地を登ってきました。
なかなか良い景色です。
群生地を抜けると一気にゴツゴツとした登山道に様変わりします。
途中、岩場コースと岩場迂回コースに分かれます。
せっかくなので岩場コースを選択。
これが岩場?
これが岩場?
大した岩場もなく、なんとなく頂上の雰囲気。
一気に空が見えてきました。
そして出発から約2時間で入笠山山頂に到着。
天気予報通り、曇り、風強し。
山座同定盤に合わせて写真を撮るも、どこも雲の中。
残念。
今回の山頂ご飯はおにぎりではなく、糖質制限で全く食べなくなり、とうとう賞味期限が切れてしまったカップラーメンになりました。
岩陰で風を避けながらなんとかお湯を沸かしてありつきます。
期限切れでも山頂ラーメンはうまし!
風も強く景色もイマイチだったので、ここはほどほどに、今回の目的地スズランを愛でに下山します。
山を下りると、そこにはマナスル山荘があります。
なかなか雰囲気の良い山小屋で、ビーフシチューが美味しくて有名だそうで、一度泊まってみたいです。
そして旅の恒例ソフトクリームタイム。
嵐の番組で入笠山に登った櫻井くんとV6の岡田くんがこのマナスル山荘に訪れてランチをしたそうで、座った席に名前がかいてありました。
私は岡田くんの席でソフトクリームを完食し、入笠湿原、ゴンドラ山頂駅に向かいます。
入笠湿原に戻ってきました。
入笠湿原はとてもキレイに木道が整備されており、緑の湿原を渡る白い木道のコントラストが素晴らしいです。
ここも日本スズランの群生地のようで、まだ早く、咲いているのはちらほら。
振り返るととても美しい景色です。
そしてゴンドラ山頂駅に到着し、その先ドイツスズランの群生地が広がり、どの花も満開で、あたり一面にスズランの良い香りが広がっていました。
花には全く興味はなかったのですが、このスズラン、よく見るとほんとにカワイイ形をしています。
妻は『カワイイ、カワイイ』と連呼しながら、同じようなスズランの写真を撮りまくり。
私もスズランの形の可愛さにはやられてしまい、同じく写真撮りまくりです。
スズランはかなり小さく、背が低いので、多くの人が地面に這いつくばって写真を撮っており、ちょっと滑稽な風景がそこには広がっていました。
スズラン撮影の合間の一服。
花もいいけど、だんごもうまし。
1時間スズランを愛で、思う存分スズランの写真も撮ったのでそろそろ帰ります。
せっかくなので入笠湿原をぐるっと回って見ましたが、特に目を引く植物もなく下山です。
1時間ほどで麓の駐車場に戻ってきました。
駐車場は満車でしたが、早朝組が帰りだすタイミングだったようで、これから空きが出るような感じでした。
せっかく長野に来たのでおいしい蕎麦を食べて帰りました。