神秘的な三の池と紅葉を求めて、中の湯ルートで登る御嶽山(御嶽山・長野県)

2014年9月に噴火した御嶽山。

自宅から3時間で到着する気軽さもあり、いつかは行きたいと思っていたのですが、やはり気になるのは噴火のこと。

いまだに数名の方が見つかっていないということなど、いろいろなことが気になり躊躇していました。

が、この紅葉シーズンに入り、どこかの山の紅葉を見に行きたいと思い、満を持して御嶽山に行くことに決めました。

■御嶽山(3,067m)

山行日:2016年9月24日(土)

http://www.vill.otaki.nagano.jp/ontake_tozan/tozan04.html

 

 

 

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朝6時半前、中の湯の駐車場に到着。

到着時には7台ほどの車が停まっていました。

準備を済ませ、脇のトイレで用を足して出発です。

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御嶽山登山道へ進みます。

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入山後はうっそうとした森の中を抜けていきます。

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前日まで雨が降っていた影響なのか、普段からこんな感じなのか、足元が濡れていてかなり滑ります。

慎重に進みます。

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七合目に到着です。

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もうちょっと行くとロープウェイ乗り場が出てきます。

ここまで出発から1時間。

ロープウェイに乗れば、山頂駅まで15分、そこから10分でここまで来れるようです。

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朝7時半、まだ営業していません。

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登山道にはいくつかの沢を渡る場所があり、「増水時には渡れません」といった看板もありました。

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登るにつれて少しずつ開けてきます。

あいにくの曇り天気ではありますが、遠くには山々の頂きが見えます。

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このあたりから徐々に木々が色づいてきます。

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そして同時に火山灰があちらこちらに見えてきます。

忘れていました。ここは2年前に噴火した火山なのです。

火山であるというリアルな感覚が出てきます。

なにもないことを祈りましょう。

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今回の御嶽山登山のために買ったヘルメットもしっかり持参しています。

登山・アウトドア用ヘルメットを買ってみた』もよろしければご覧ください。

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女人堂が見えてきました。

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朝8時半、出発から約2時間で女人堂に到着です。

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そして目の前にはドーン!

素晴らしい紅葉に彩られた御嶽山が現れました。

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写真ではいまひとつ伝わりませんでしたが、極彩色の山がとても美しいです。

女人堂でトイレ休憩を済ませ、ちょっと一服してさらに上を目指します。

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ちょっと登って振り返ると、女人堂の建物と紅葉が素敵な感じです。

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御嶽山は信仰の山です。

女人堂にはたくさんの墓標や鳥居など、今まで登ってきた山々とはちょっと違った雰囲気です。

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登っていくと、下から見えていた紅葉がより近く、くっきりと見えてきます。

これで青空だったら最高だったのに。

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徐々に登山道の雰囲気が変わってきます。

荒涼とした山肌に見える溶岩、火山灰、やはりここは火山なのです。

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足元の火山灰、雨を吸って粘土のような感じに固くなっています。

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出発から3時間半で九合目の石室山荘に到着。

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山荘の脇に献花台が設けられていました。

早く行方不明の方も見つかりますように。

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九合目から先の頂上方面はまだ規制されているため進めませんので、二の池へ向かいます。

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出発から約4時間、二の池に到着です。

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火山灰がたくさん積もった二の池を渡ります。

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まさか火山灰に埋もれてしまったわけではないですよね?

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火山灰の池を渡ります。

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サイノ河原に到着です。

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二の池からサイノ河原へは下り、また登って三の池方面へ行きます。

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サイノ河原を登ったところです。

待望の三の池が見えました!

やはり美しい!

御嶽山のメインはやっぱりこの三の池でしょう。

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山の表情も美しいです。

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摩利支天乗越に到着。

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摩利支天乗越から五の池小屋が見えます。

ここからの景色も素晴らしいです。

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五の池小屋と三の池、ここも青空だったらどれだけ最高だったか。

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五の池小屋へ向かいます。

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この下る道、岩を積み重ねたような状態で、ぐらぐらするし、高度感はあるし、なかなか怖いです。

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う~ん、素晴らしい景色です。

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三の池も近くに見えてきました。

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出発から5時間ちょっとで五の池小屋に到着。

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外のベンチをお借りして持参したおにぎりを頂きます。

ちょっと風が強く寒いので、みそ汁が体にしみます。

山で食べるご飯はおいしい!

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天気予報では夕方から雨が降りそうな感じだったので、あまりゆっくりもできません。

そろそろ出発しようかと五の池小屋に貼ってある貼り紙を見て唖然。

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規制解除されたと思っていた三の池から女人堂へ続くルートが一部規制中ということで、予定していたルートで帰れないことが発覚。

外で作業されていた五の池小屋の御主人に念のために確認するも、やはり通行止めとのこと。

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また来たルートを戻るのかとがっかりしていたらご主人が、脇の道をトラバースしていくと多少は早く戻れるよと教えてくれたので、さっそくそちらへ。

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五の池小屋を出てしばらく行くと予報通り天気が崩れはじめ、一気に真っ白な世界に埋もれてしまいました。

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風が強まり、雨も降り始めたため、近くにあった小屋内でレインウェアを着込み、ザックカバーもつけて下山します。

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サイノ河原へ戻ってきました。

両サイドにロープが張ってあるので大丈夫ですが、この状態でロープがなければ方向を見失ってしまいそうな場所です。

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二の池も霞がかり異様な雰囲気が漂います。

ちょっと地獄の池のような感じ?

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あとはひたすら下山です。

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やはり紅葉は撮らずにはおれず、似たような写真を撮りつつ下ります。

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五の池小屋を出てから2時間ほどで女人堂に戻ってきました。

これで紅葉の御嶽山も見納めです。

また来ます。

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登るときより下山時の方がもっと滑ります。

なんども滑ってこけそうになるのに耐えて、なんとか下ります。

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そして五の池小屋から約4時間、駐車場に戻ってきました。

全行程で9時間40分、なかなかの長距離の山行となりました。

 

 

まだ行方不明の方がみえ、「登山を楽しんでいていいのか」という思いや、純粋に噴火したら怖いという恐怖により躊躇していた御嶽山ですが、今回登ってみてやっぱり良かったと思います。

荒々しくも、美しい山の表情に触れ、その魅力をここで伝えさせてもらい、まだまだ戻ってきていない登山客へのアピールになればと。

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