登山の世界に足を踏み入れて一発目に行った、昨年の千畳敷・駒ヶ岳ツアー、雨ではなく、途中ところどころで晴れ間は見えたものの、快晴ではなかったためやや消化不良となり、リベンジを誓って帰ってきました。
そしてこの夏、そのリベンジを果たすべく、雲一つない快晴を狙い撃ちするため、1週、2週、3週ズラして、「よし!明日だ!」というタイミングで出かけてきました。
■木曽駒ヶ岳(2,965m)
山行日:2016年7月31日(日)
夜中の3時過ぎに出発し、菅の台バスセンターの駐車場に5時過ぎに到着。
駒ヶ岳ロープウェイはマイカー規制のため、ここに車を停めて路線バスに乗り換えます。
すでに多くの車が停まっており、早々に準備してバス停に並ぶも、5時半ですでにこの行列。
日曜日ということもあり、前日からこの駐車場で車内泊をしていたとみられる車も多数あり、早い時間から多くの登山者が並んでいました。
しかし、狙い撃ちしてきただけあり、とても気持ちの良い朝で、バス待ちも苦ではありません。
バス停で30分ほど待ち、ようやく乗車。
そして30分ほどバスにゆられて駒ヶ岳ロープウェイのふもとの駅しらび平駅に到着。
そしてロープウェイも、朝6時半でこの行列。ここでも30分待ちました。
そしていよいよ乗車!
一気に2,612mの高さまで登ります。
中央のロープの左側に富士山も顔を出してきました。
そして7分後、ドーーーン!
目の前に雄大な千畳敷の素晴らしい景色が広がりました。
雄大。
とりあえず、まずは記念撮影。
7分でこんな素晴らしいところへ連れてきてくれるロープウェイって素晴らしい。
千畳敷の駅からもキレイに富士山が見えています。
10分ほど写真を撮ったりして高度に体を慣らし、
さあ!あの山へ向かっていよいよ登山開始です!
狙ってきただけあり、見てください、この青空。
まるでフォトショップでキレイに切り抜いたような、雲一つない青空。
最高でーす!!
日曜日の、大快晴の日だけあって、みな考えることは一緒です。
かなり多くの登山者が上を目指して登っていきます。
振り返るとこの景色。
ほんとに千畳敷は素晴らしい場所ですね。
この日、かなり多くの登山者が殺到したため、中腹あたりから登り渋滞が発生。
完全に止まってます。
それでもこの素晴らしい景色をゆっくりと眺められるので、車の渋滞と違ってイライラなんてしません。
オットセイも元気そうです。
スタートから40分ほどで乗越浄土に到着~
前回はあたり一面ガスってなにも見えなかったこの場所、今回は最高の景色です。
ここからも富士山が見えたんですね。
乗越浄土でちょっと水分補給休憩。
それでは宝剣山荘の裏手をまわって、中岳へ向かいます。
宝剣山荘の裏手からの景色もまた格別です。
写真撮り時間が多くてなかなか進みません。。。
中岳に向かって多くの人の列。
ほんとに今日は登山者多数です。
そして中岳到着。
先の方に御岳山も見えています。
近いうちに登りたいですね。
目指す木曽駒ヶ岳山頂が見えてきました!
テント場にはいくつかテントが張ってありました。
いつの日か、テント泊をする日が来るのでしょうか?
駒ヶ岳山頂を目指すし、長い人の列。
そしてついに到着!
2,956m!
荒々しくて雄大な山の姿を改めて実感します。
そして最高の天気。
前回のリベンジを果たすことができました!
おにぎりがうまい!
山頂ごはんは格別です!
山頂はなかなかの混雑ぶり。
みな思い思いに山頂での時間を楽しんでいます。
木曽駒ヶ岳山頂なんていう、気軽に来られるような場所ではないため、レアなポケモンがいないかと、今話題のポケモンGOを起動。
すると山頂がポケストップになっており、モンスターボールがもらえました。
しばらくうろうろしてみましたが、電波の入りが悪く、残念ながらポケモンの出現はありませんでした。
このまま帰ってしまうのは物足りないと、今回は濃が池までまわってくる計画のため、山頂ごはんでおなかも心も満足したので早速出発です。
濃が池周遊コースへの道、この山の稜線もすばらしく美しいです。
しばらく歩くと右下に恋が池が見えてきました。
それでも一気に降りていけないので、しばらく稜線を熱き続けます。
はぁ~、ため息が出るぐらい美しい。
駒ヶ岳山頂を出発して約1時間半で、濃が池への分岐までたどり着きました。
思っていたよりもかなり長く、ちょっと疲れました。
でもまだここは分岐点、ここから折り返して戻っていく感じになります。
分岐からの道は、いままでの素晴らしい景色の稜線とは違い、両側から木々が迫ってくる、狭い道をひたすら進みます。
ようやく池が見えてきました。
山頂から1時間40分、ようやく濃が池に到着です。
イメージしていたよりも長く、疲れましたが、その分ここも素敵な景色です。
ここで景色を楽しみつつ、水分補給の休憩です。
千畳敷でもそうでしたが、今回の登山全般的に、このハエみたいなアブみたいな虫が大量発生しており、常に顔のまわりにまとわりついてきていました。
刺すような虫ではないようですが、みんな常に手で払っていた感じです。
虫がうっとうしく、あまりリラックスできる感じではなかったので出発です。
宝剣山荘を目指します。
池から歩き出す道、ここ水量が多いと水に浸かっていて歩けないぐらいの道です。
多い場合は逆戻りするしかないのでしょうか?
しばらく進むと滝が出てきました。
伊勢滝と言うそうです。
あまり伝わりませんが、適度に水量もあり、この滝渡りは楽しいです。
滝を渡り終えたら今度ははしごが出現。
はしごを登ると木製の小さな橋。
下が見えるのでなかなかスリルあります。
山って、大人のアスレチックって感じでほんとに楽しいですね。
先に宝剣山荘が見えてきました。
ここの景色の雄大さも素晴らしいです。
右手に駒飼ノ池という池があるそうですが、、、
ほとんど水がないですね。
下の濃が池の水量も少なかったので、全体的に水が少ないのかも知れません。
宝剣山荘へ登る道、この横は小川が流れており、水の音が心地よいです。
青、緑、白のコントラストが美しい。
随分登ってきました。
あんな遠くから歩いてきたのかと振り返る妻。
この1年で山レベルが上がったかな?
随分と歩いたので、宝剣山荘の有料トイレをお借りします。
まだまだ遊んでいたいですが、明日はブルーな月曜日、帰らないといけません。
帰りはサクサク下山です。
サクサク。
千畳敷駅が見えてきました。
ん?なんか人が・・・
ギャー!千畳敷駅は人であふれかえっています。
登山客と団体の観光客が入り乱れてのロープウェイ待ち。
待ち時間なんと3時間!!!
うそでしょ~!明日仕事なんですけど~!
多少の待ち時間は想定内でしたが、ここまでとは。
とりあえず整理券をもらって、3時間の暇つぶしをします。
前回はちらりとも見ることがなかった剣ヶ池をとりあえず見に行きます。
ここも水が少ないようで、もうちょっと水量があったら千畳敷がキレイに映ったでしょう。
3時間は長い。
日陰で寝て待つ人の上に、ポケモンが出現。
とりあえずイーブイゲット。
予定よりも5分ぐらい早くなりましたが、それでもほぼ3時間待って、ようやくロープウェイに乗車。
おそらく下の駅では今度はバス待ちだろうということで、先に出られるようにロープウェイには後から乗車。
案の定、すぐにバスに乗車できました。
風呂&ソースかつ丼という下山後の予定でしたが、予定外の3時間遅れなので、予定変更しようかどうしようか迷い、結果かつ丼だけはあきらめきれずに明治亭に行っちゃいました。
ソースかつ丼うまし!
最高の木曽駒登山となりました。
やっぱり登山は晴れが良い!!!