この秋、秋の山を感じに行きたいと話しており、御在所やら能郷白山やら、いろいろネットで情報を調べ、最終的に、とある個人のブログで見た簗谷山の紅葉が素晴らしかったので、前日になって簗谷山に決定。
■簗谷山(1,213m)
山行日:2016年11月5日(土)
http://www2.city.gero.lg.jp/HP/mori/kairou/10yanatani.pdf
朝8時半、登山口駐車場の手前にある、「飛騨金山の森キャンプ場」でトイレをお借りしました。
このキャンプ場周辺も素敵な場所で、小川も流れ、家族皆で楽しめそうな場所でした。
8時50分、登山口駐車場に到着。
すでに8台ほど停まっており、あまり広くないため場所を考えてなんとか駐車。
準備しているうちにもさらに数台が到着し、完全に埋まりました。
登山口駐車場にはこのような簡易トイレがありますが、見てのとおり、利用するのにはとても勇気がいりそうな状態です。
我が家は常に簡易トイレをザックに入れてます。
いざ、素敵な紅葉の山へ出発。
登り始めるとすぐに、ルートの分岐が現れます。
今回は南尾根ルートで登り、ぶなの木ルートで下山するコースです。
割と急な角度で登っていきます。
下の方はまだまだ木々は青いです。
駐車場までの道路もそうですが、この簗谷山自体、岩が多く、ところどころ崩れているところもあり、注意しながら進みます。
20~30分ほど登ると、徐々に木々の葉が色づきだしてきます。
空も青くて気持ち良い!
やっぱり登山は晴れてないと。
出発から40分ほどで『小鹿の涙』なる小さな滝スポットに到着です。
確かに小鹿の涙レベルの小さな滝です。
岩の表面をはうように水が流れているので触ってみると、とても冷たかったです。
気づくと周囲の木々の葉は黄色くなり、赤いもみじも現れ始めました。
出発から50分ほどのところ、少しづつ見晴らしも良くなってきて、木々の隙間から冠雪した御嶽山が見えるようになってきました。
さらに開けてくると、乗鞍、穂高連峰など、北アルプスの山々が見えるようになってきました。
こうなるとテンション上がります!
頂上へ向かう前に、眼下に紅葉の森を眺めながら、北アルプスを一望できる『岳美岩』を目指します。
途中、ちょくちょく御嶽山が見えるたびに撮影するのでなかなか進みません。
出発から1時間半、岳美岩への分岐に到着です。
ここから岩まではやや下って行きます。
そして岳美岩に到着。
なかなかの見晴らしですが、結構怖いです。
自己責任で覗き込みます。
私も余裕のリラックスポーズですが、内心かなりびびってます。
この岳美岩からは、御嶽山から北アルプスまで一望できます。
素晴らしい展望です。
北アルプスを堪能した後、10分ほどで簗谷山山頂に到着。
それほど広くない山頂ですが、展望も良いので、北アルプスたちを眺めながらの昼食タイムにします。
やっぱり山頂おにぎりはウマイ!
うっすらですが、遠くに恵那山も見えています。
まだ登ったことはないですが、案外と高い山なんですね。
山頂で30分ほどゆっくりとランチを楽しみ、11時半に下山開始です。
下山するぶなの木ルートは黄色い葉が多く、あたり一面黄色い世界が広がっています。
こちらのルートは度々小川を渡ることがあり、前日雨が降ったりすると厳しいんじゃないかと思うようなところもありました。
また、こちらは山の北側で日航があまりあたらないからか、苔むした岩、シダ植物なども多く見られました。
この場所、たぶん雨上がりで増水していたら厳しいです。
随分と下ってきました。
道を遮る倒木を乗り越えたら、あとひと息です。
下山開始から1時間半で登山口に戻ってきました。
ふもとのもみじはまだまだ青々としていたので、紅葉の見ごろしてはちょっと早かったのかも知れませんが、最高の秋晴れの中、アルプスも見えたし、休憩含めて4時間半という適度な行程で満足できました。
<おまけ>
■飛水峡
東海地方ローカルのテレビ番組で紹介されていた飛水峡が気になっていたので、帰り道の途中にあるということでちょっと寄ってみた。
飛水峡ロックガーデンまでの道路が対向車が来たらアウトな細さと、ロックガーデンのハンパない寂れ感。
テレビで見た印象と全く違いました。
わざわざこのために出かけようかとも思っていましたが、帰りついでで良かったです。
もうちょっと整備して、アピールしたら観光客も増えると思うのに残念な感じでした。